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![]() WSC #105 Sagata Kick [Sculborns] 「アドバイスを促す余地がすでに存在しない」事実 仮に創作系クリーチャーというジャンルの造形物に一切興味がない人でも、Sagata Kickの作品を見れば「また新たにすごい才能が現れた」ということだけは直感的に感じ取れるのではないか。とくにそのデザインセンスは日本人的ではなく、「きちんとした設定がありそうでいながら意図的にそこを強調して描くことなく、1枚絵のイラストとして完全完結させるアメリカ人系イラストレーターのそれに近い」と言ってよいだろう(なおその理由のひとつとして、美大生時代にマクファーレントイズ社製の『マクファーレンドラゴンズ』シリーズにインスパイアされた部分が少なくないという)。 |
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text by Masahiko ASANO |
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さがたきっく●1995年1月1日生まれ。小学生時代に『機動戦士ガンダム』『スター・ウォーズ』シリーズを通じオタク文化と出会うが、家庭内の方針であまり触れることのできないまま歳を重ね、美術大学に進み親の目から離れたことで溜め込みすぎた欲望が爆発、アメコミやアメトイの世界へ一気にのめり込む。ワンフェスとの関わりは大学1年生のときに一般参加者として来場し、「当時暇を持て余していた自分的には夢のような空間に思えた」と俄然興味を抱くことに。そして、美大入学後に覚えたスカルピーやNSPといったインダストリアルクレイで造形活動をスタートさせ、その後、'13年夏のワンフェスに先輩が主宰するディーラーから初ディーラー参加を果たし、'16年からは“Sculborns”名義でディーラー参加しはじめ現在に至る。ちなみに大学卒業後は3DCG関連会社へ就職。現在も同社の社員として働いているためワンフェスでの造形活動はサークル活動的な位置付けであるそうだが、「この先も、一歩ずつ少しでも多くの人に自分の作品を見てもらえるように経験を重ねていきたい」と語る。 |
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ツイッター ■ https://twitter.com/avenger_ken |
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WSC#105プレゼンテーション作品解説 |
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Brains & Brawn from WSCアーティスト自身による創作キャラクター ![]() ■ 商品販売価格 ![]() その昔からクリーチャー(想像上の生き物や伝説の動物)造形に特化した造形作家は少なからず存在しましたが、「そうした先人たちとは明らかに異なる新たなセンスの持ち主が現れた」と言っても決して過言ではないと思います。美大入学後に覚えたスカルピーやNSPといったインダストリアルクレイにて造形活動をスタートさせ、その後就職した3DCG関連会社でデジタルモデリングの技術を習得、ワンフェスにてその実力を提示しはじめたSagata Kickこそがその人物です。 |
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※SagataKickからのコメント |
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初めまして、Sagata Kickと申します。 |
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