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![]() WSC#117 さより [針魚工房] あの『ネコぱら』の原作者がワンフェスへ参戦! 2014年より“NEKO WORKs”というゲームブランドからリリースがはじまった美少女アドベンチャーゲーム『ネコぱら』。これまでに全世界でシリーズ合計600万本の売り上げを記録する大ヒット作と化すと共に、2017年にはOVA化、2020年にはテレビアニメ化されるという怒涛の展開を見せるに至ったことはつとに有名だ。そのNEKO WORKsを立ち上げた代表者であるさよりと、2023年冬から造形作家としてワンフェスに“針魚工房”名義にてディーラー参加をしはじめたさよりが同一人物であることをどれだけの人がご存知であろうか? |
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text by Masahiko ASANO |
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さより●生年月日非公開。中国 湖南省生まれ。小学生のころに日本アニメ輸入ブームの影響から、中国最初のオタク世代となる。中学生時代からPCでインターネットに触れ、オタク沼にどんどんハマり、漫画やイラストを趣味としてたくさん描くように。イラストの道に進みたかったので高校は美術系の学校に入り、言葉の壁も破りたかったため独学で日本語をマスターする。大学は北京の清華大学美術学院へ進み、入学後すぐにオタクサークルへ加入。日本語が分かるため同じサークル内の日本人留学生たちと仲良しになり、夏休みは毎年日本旅行&コミケにサークル参加し、同人誌を頒布していたという。大学卒業後は日本の美少女ゲーム会社にグラフィッカーとして就職し、あこがれの秋葉原へ移住。3年後に日本人男性と結婚し会社から独立、(株)アマニタの取締役として起業し自身のゲームブランド“NEKO WORKs”を設立することに。2023年冬からは造形作家としてワンフェスに“針魚工房”名義にてディーラー参加をしはじめ、美少女ゲーム会社経営との二足のわらじ状態にて造形活動にも力を入れはじめている。 |
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X(旧ツイッター) ■ https://twitter.com/sayori_nw |
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WSC#117プレゼンテーション作品解説 |
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『キラキラ 戦闘ver.』 from PCゲーム『ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう』
完成見本製作/あきもとはじめ ![]() ※大変恐縮ですが、諸般の事情により本プレゼンテーション作品は展示のみで販売はいたしません。各WSCアーティストのブースにて直接お買い求めください ![]() 美少女ゲーム出身の人気イラストレーターであるさよりは、オタク趣味関連については漫画・アニメ・ゲーム・フィギュア・服飾・男性向け女性向け成人向け問わずすべてに対し興味があり、その中でも美少女コンテンツがやはりダントツに抜きん出た存在と化しているとのこと。それゆえに18禁ゲーム『ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう』にもなんの抵抗もなく接することができ、ワンフェスのディーラーとしての初作品となったキラキラ 戦闘ver.は「このキャラクターを知らない一般の人が見ても“かわいい!”と思ってもらえるように心がけて造形した」と語ります。 |
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※さよりからのコメント |
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はじめまして、針魚工房のさよりと申します。世間では『ネコぱら』の原作者・イラストレーターとして認識されていますでしょうか、私自身としては作品の影に隠れず、ひとりの人間として表に出たいなぁと強く思い、個人ディーラーとして活動しはじめたばっかりです。『ワンダーショウケース』は一般参加のころから存じており、ずっと雲の上の存在だと思っていましたが、まさか初ディーラー参加で作ったガレージキットが選ばれるとは夢にも思いませんでした……! |
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