WSC #095 ジム [ぅらめしぃ~わっほい!] すでに完成の領域にある「求道的な造形スタイル」 「毎回『ワンダーショウケース』のプレゼンテーションを見るたびに心がざわつきます。とても気になります。ワンフェスに参加しはじめたばかりで、頭でイメージするような作品がまだ作れずにいたころ、“いつかはこうなりたい”という強いあこがれ、目指すハードルとしてWSCのことを見ていました。 |
text by Masahiko ASANO |
じむ●1988年7月25日生まれ。幼少期はアウトドア派の子供だったものの小学生低学年時にミニ四駆にハマり、そのままの流れでガンプラ製作へがっつりと傾倒。「主はガンプラ製作でガンダムのアニメは従」というスタイルにて中学~高校時代を過ごす。その後、教員になることを本気で目指していたため教育学部のある大学へ進学。本来ならば学業1本に集中するべきだったのだが、ワンフェスにディーラー参加していた友人が周囲にいたため自分でも『.hack//G.U.』のトライエッジを造形し、大学2年生のとき='09年夏のワンフェスに友人たちと“讃岐工房”名義で初のディーラー参加を果たす。ただし大学も教員免許を取得してきちんと卒業、中学や高校で数学の常勤講師や非常勤講師を務めたという異色のプロフィールを有しつつ、知人からフィギュアデベロッパー会社を紹介され就職、造形を生業とする道へ進むことに。ワンフェスへのディーラー参加歴は'12年冬~'14年夏の“JAMMING OFF”を経て'16年冬に一念発起、現在の“ぅらめしぃ~わっほい!”へと推移し現在へ至る。 |
Webサイト ■ http://wahoi.com |
WSC#095プレゼンテーション作品解説 |
Flower Secret from イラストレーター“redjuice”によるイラストの立体化 ■ 商品販売価格 すでにプロの造形作家としての地位を築きつつ、しかしワンフェスにディーラー参加しはじめたころの『ワンダーショウケース』への憧憬が「喉に刺さったままの魚の骨」として、WSCの動向がつねに気になり続けていたというジム。そのあまりにもプロ原型師然とした作風ゆえに意図的に距離を置いていたのですが、ジムから突然届いた自薦メールにより一気に事態が動くこととなりました。 |
※ジムからのコメント |
皆さま初めまして。ジムです。 |